神生み~神々の誕生とイザナミの死
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国を生み終えた二柱の神は次に十柱の神々を生みました。
その十柱の内の二柱、ハヤアキツヒコの神(速秋津日子神)とハヤアキツヒメの神(速秋津比売神)は河と海、それぞれわけて八柱の神々を生みました。
イザナギとイザナミの二柱の神は次に風・木・山・野を司る四柱を生み、山の神であるオオヤマツミの神(大山津見神)と野の神であるカヤノヒメの神(鹿屋野比売神)が山と野、それぞれ分けて八柱の神々を生みました。
次にイザナギとイザナミ、二柱の神が生んだのはトリノイハクスブネの神(鳥之石楠船神)、オオゲツヒメの神(大宜都比売神)、そして火の神・ホノカグツチの神(火之迦具土神)です。
火の神であるホノカグツチを生んだイザナミは陰部を火傷してしまい、病気になってしまいます。
その際の反吐や糞尿から更に五柱の神々が生まれましたが、しかししばらくしてイザナミはそのまま亡くなってしまいました。
イザナミを亡くしたイザナギは強く悲しみ、イザナミを失うきっかけとなったホノカグツチを十束ほどもある、アメノオハバリ(天尾羽張)と呼ばれる剣で首を切り落としてしまいました。
この時、ホノカグツチの頭・胸・腹・陰部・両手、そして両足からは八柱の神が生まれました。